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【レビュー】美しいデザインとアプリ連携で便利に使える Withings Body+ スマート体重・体組成計

By: 「Lately(レイトリー)」編集部

ガジェット, ヘルステック, 健康・フィットネス, IoT(スマート家電), Withings(ウィジングス)

ガラス製のプラットフォームが美しいスマート体重・体組成計 Withings Body+

ガラス製のプラットフォームが美しいスマート体重・体組成計 Withings Body+

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ダイエットや健康管理には欠かせない体重計の紹介です。

今回紹介する Withings Body+ はスマホ連携・インターネット連携ができるスマート体重・体組成計となっています。

Body+ は 2017 年に発売になった比較的古い機種であり、現在では次世代機種の Body Segment / Body Comp / Body Smart なども発売されています。

Withings の製品は日本ではソフトバンク系の会社が販売代理店となり販売されているようです。

Withings 製品は Apple Store でも取り扱いがあり、デザイン、機能ともに、一定の評価がされているメーカーであることがわかります。

この記事のポイント

  • Withings Body+ は体重だけでなく体脂肪なども測れる便利なスマート体重・体組成計
  • アプリで簡単に健康管理ができる
  • 200g 単位でしか測れないのがマイナス
  • 中古で安く手に入る

この製品の主な特徴

  • 体重、BMI、体脂肪、体水分率、骨量、筋密度を測定可能
  • Wi-Fi や Bluetooth 経由で自動的にスマホと連携
  • 最大 8 人までのユーザーを同時に管理可能&自動認識
  • 大きな高強度強化ガラスプラットフォーム
  • ウルトラスリムデザイン
  • 寸法: W327 x D327 x H23mm
  • 電源: 単 4 電池 x 4
  • カラー: ホワイト / ブラック

Withings Body+ のいいところ

スマート&ミニマルなデザインがかっこいい

わたしはこの製品のデザインをかなり気に入っていました。

表面は中央部にある電極パーツ以外は、完全にフラットなガラス製 になっていて、とてもきれいな見た目になっています。

形も正方形でシンプル ですし、そのおかげで安定しており、乗り降りも楽です。

厚さもあまりなく、佇まいがスマートです。

ブラック液晶にホワイト表示が見やすい

視認性の高い液晶ディスプレイが嬉しい Withings Body+

視認性の高い液晶ディスプレイが嬉しい Withings Body+

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個人的に、購入時に 1 つの決め手になったのは液晶です。

お風呂の前後に体重を測る人は多いと思いますが、目が悪い人はその際にメガネを外している場合が多いと思います。

そうなると体重計の数値が見えなかったり、見えにくかったりしますが、この体重計の液晶はブラックの液晶にホワイトで表示されるので、アナログ体重計やよくみる液晶表示よりも視認性は高いです。

この製品の液晶はブラック / ホワイトですが、新しい機種になると、この液晶が更にカラー表示ができるようになっているようです。

スマホアプリで簡単に健康管理ができる

Body+ を WiFi に接続すれば、測定したデータは特別な操作をする事なくスマホに反映されるようになります。

わざわざ送信や同期する作業がないのは非常に便利です。

スマホアプリの使い勝手もよく、様々なデータとその遷移をわかりやすく確認できます。

通信関係の動作も特に不満を感じたことがなく、安定している と思います。

いまいちなところ

体重計測時の最小単位が 200g 刻み

この製品、体重の最小単位が 200g 単位です。

わたしはこの点がネックになり買い替えを決意しました。

この体重計は小数点以下 1 桁まで表示してくれるのですが、その小数点以下の数値が 0 / 2 / 4 / 6 / 8 と 200g 単位でしか表示できないのです。

1 kg 以下の数値なんて気にする必要がない、と考える方もいると思いますが、200g の違いとなると、小さいお茶のペットボトルくらいの重さ です。

体重を測る際に、何回か体重計に乗ると数値が変わってしまうことがあると思いますが、この体重計でそれが起こると、その違いが 200g 単位になってしまいます。

日々の体重把握のための測定なら 200g の違いは気になりませんが、ダイエット中は体重を少しずつ削り落としておく作業になるので、この 200g の差が結構気になってしまいます

体脂肪計算にモードがあり、分かりづらい

この体重計には、アプリから設定できるジャパニーズモード / アスリートモードという 2 つの設定が存在します。

体脂肪率を計算するうえで人種やボディタイプによって、通常のアルゴリズムでは正確に計算できない ので用意されている設定のようです。

アプリにはそれぞれのスイッチが用意されていますが、どちらか一方の設定しかオンに出来ないようになっているため、実質、

  • ノーマルモード
  • アスリートモード
  • ジャパニーズモード

の 3 種類が存在する、ということのようです。

正確に体脂肪率を計算するための設定が用意されているのはいいですが、正直、どれを使えばいいか普通の人にはわからないと思います。

ちなみに、各モードで数値が結構変わってきます

ジムなどの高精度な体組成計が使える環境にいる人は、その結果と比較することで自分に最適なモードを判断する事ができると思いますが、基準値なしで設定するのは判断が難しいですし、そもそも細かいことを考える必要があるだけで面倒です。

また、設定を変更すると、突然数値が変動します

設定を変更すると過去のデータも設定したモードに応じた数値に変わる、とかなら使いやすいですが、そうではないようで、過去の数値はそのままに、設定を変えた時点から数値が大きく変わってしまいます

この様な挙動があるため、気軽に他のモードを試しづらく、どのモードで計測するかは一大判断になります。

それなりに面積を取る

この体重計は、スッキリとしたシンプルなデザイン&スリムなボディーをしていますが、約 33 cm 四方の大きさであり、それなりの大きさがあります

体重計としては 特別大きいわけでもないですが、小さいわけでもありません

多少この大きさが気になることがあります。

Wi-Fi は 2.4GHz のみに対応

IoT デバイスではよくあることですが WiFi を使って体重計を接続する場合 2.4GHz のみでしか接続できません

WiFi の周波数帯を 5GHz のみに絞っている場合などには接続できず、設定ができずにハマる可能性があります。

リセールバリューは低い

本製品、メルカリなどを見ると、便利で高機能なデバイスな割に 2,000 円〜 4,000 円程の値段で取引されています。

肌に頻繁に触れる製品だからなのか、体重計という安価で買えるイメージのある製品だからか、中古市場ではあまり値段がつかないようです。

ちなみに…

この製品を作っている会社 Withings は一度 Nokia に買収されています。

その関係で Nokia のロゴの入ったものも市場には流通しています。

ややこしいことに、その後に Withings 創業者が事業を Nokia から買い戻し、再び Withings ブランドが復活してます。

このあたりも、非常にわかりにくいですね😅

まとめ

神経質にならなければ、見た目もよく、あれば絶対に便利な体重計・体組成計です。

中古市場ではお手頃価格で入手できるので、購入を考えている人はそういった入手方法を検討するのも手でしょう。

気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

この商品の評価

3.5割といい・悪くない惜しい所あり

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