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レビュー |

【レビュー】Beats 初の完全ワイヤレスイヤホン。運動に最適な『Powerbeats Pro』

By: 「Lately(レイトリー)」編集部

ガジェット, Beats By Dr. Dre(ビーツ・バイ・ドクター・ドレ), Apple(アップル), 健康・フィットネス, ヘルステック

完全ワイヤレスイヤホン Beats の『Powerbeats Pro』

完全ワイヤレスイヤホン Beats の『Powerbeats Pro』

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すでに生産終了になっている製品ですが Beats の 初代 Powerbeats Pro を紹介しようと思います。

「初代」と書いたように、現在は後継機種の Powerbeats Pro 2 が発売されています

この記事のポイント

  • 完全ワイヤレス化とイヤーフックによる安定性が最高
  • 物理ボタンが使いやすい、ボリュームも調整可
  • ケースはデカすぎ、持ち歩けないレベル
  • 充電失敗が起こりがちで🙅‍♂️

Powerbeats Pro について

Powerbeats Pro は 2019 年に発売になった Beats 初の完全ワイヤレスイヤホンです。

ワイヤレスバージョンの Powerbeats はそれまでにもありましたが、それが完全ワイヤレスにアップグレードされたのがこの製品になります。

Powerbeats シリーズは歴代、スポーツ時の使用を強く意識した製品になっており、イヤーフックを使って身につけるのが大きな特徴 になっています。

スポーツ時にも不安のないつけ心地やその操作性の良さから固定ファンがいる製品 です。

主な特徴

  • 完全ワイヤレスイヤホン
  • Apple H1 チップ搭載
  • 調整可能なイヤーフック
  • 耐汗耐水性 IPX4
  • 最長 9 時間の再生時間
  • 充電ケースを使用すると 24 時間以上の再生が可能
  • 5 分の充電で最長 1 時間半の再生が可能な Fast Fuel 機能
  • カラー
    • ブラック
    • アイボリー
    • ネイビー
    • モスグリーン
    • グレイシアブルー
    • ラヴァレッド
    • スプリングイエロー
    • クラウドピンク
2020 年に発売になった新色 / 画像: MacRumors より

2020 年に発売になった新色 / 画像: MacRumors より

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いいところ

完全ワイヤレスになり、左右をつなぐ線が消えた

ついに完全ワイヤレス化した本製品。

前世代の製品だと、無線ではあるものの首の後ろに左右のイヤピースをつなぐ線がありましたが、今作で左右のイヤピースが独立した完全ワイヤレスになりました。

運動中に気になる事もあった首の後ろの線がなくなることでかなり快適になりました。

イヤーフック型で落下の心配なし

Powerbeats シリーズに共通する特徴であるイヤーフックはこの製品でも健在で、運動中でも落ちることはほぼないような安定感を発揮します。

イヤーフックは多少の調整が可能 になっていて、自分の耳の形に合わせてフックを這わせる事ができます。

これにより、本当に不安のないつけ心地を実現しています。

左右対称デザインと物理ボタン

このイヤホンは左右対称のデザインになっており、左右に同じボタンが搭載されています。

これにより、右側でも左側でも再生コントロールが可能になっています。

また、ボタンは全て物理ボタンになっており、操作時にはタッチセンサーなどには無いはっきりとしたフィードバックを得ることが出来ます

左右対称で、どちらにも同じボタンがあるので、片側のみの使用も可能です。

再生・停止だけでなく、ボリューム用のボタンもあるので、イヤホンに必要な殆どの操作が可能になっており、さらに、それが左右どちらからも同じように操作ができます。

H1 チップからくる Apple 製品との親和性・連携性

この製品をつくる Beats は Apple の傘下にあり、このイヤホンには Apple の H1 チップが搭載されています。

それにより、スムーズなペアリング、Apple デバイス間のシームレスなスイッチングが可能です。

つけ外しで自動で再生・停止する着脱検知あり

Powerbeats Pro には装着検知機能があります。

イヤホンを外すと再生が止まり、つけると再生が再開されます。

デザインがいい

個人的に、Powerbeats Pro のデザインが非常に気に入っています。

ロゴもブラックでいい感じ

ロゴもブラックでいい感じ

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わたしが持っているのはブラックモデルですが、ロゴもブラックになっており、シックな見た目になっています。

装着時の見た目も、正面・横ともに、いい感じだと思います。

イマイチな点

ケースが(バカ)でかい

この製品の致命的な欠点はケースのサイズです。

手のひらをしっかり覆ってしまうくらいデカい

手のひらをしっかり覆ってしまうくらいデカい

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この製品をジムだけで使いケースはカバンに入れておく、という人なら問題ないと思いますが、ケースをポケットに入れて持ち歩き、常にケースごと持ち運ぶ想定の人には絶対におすすめできません

ジーンズなどを履いている場合、ポケットには入らないようなサイズですし、ポケットに入れても厚みでボッコリ膨らみが出来てしまい、非常に不格好な姿になります

充電失敗が頻繁に起こる

また、本製品はケースや、充電用の接点の設計が悪いのか、充電してたはずなのに充電されていない問題が頻繁に発生します

ケースに見えるシルバーの金属パーツが充電用の接点

ケースに見えるシルバーの金属パーツが充電用の接点

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イヤーフックが調整可能な事も、ケース内での位置が定まらず、接点からズレてしまう原因になっているのかもしれません。

充電は Lightning ケーブル

現在では多くのガジェットが USB-C になってきていますが、この製品の充電方法は Lightning ケーブルです。

発売時期的に仕方がないですが、iPhone も USB-C になってきている現在では、この点はマイナスになってしまいます。

また、ワイヤレス充電などにも対応していません。

アクティブノイズキャンセリングなし

この製品にはアクティブノイズキャンセリング機能はついていません。

現在はノイズキャンセリング機能を持つイヤホンが主流 になってきていますので、この点も不満点として上がりやすいと思います。

とはいえ、

  • 運動中に完全に周辺の音をシャットアウトするのは危険
  • ノイキャンはないけど一定の遮音性はある

と考えると妥協できる点かもしれません。

どのカラーを買ってもケースはブラック
グレイシアブルーの画像。ケースはブラックになっている。 / 画像: MacRumors より

グレイシアブルーの画像。ケースはブラックになっている。 / 画像: MacRumors より

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上にある画像からわかるように、この製品、カラーバリエーションはあるものの、ケースはすべてブラックのようです。

わたしはブラックを選択したので、気になりませんでしたが、ケースと本体で色が違うのは改めて見ると違和感を感じます。

イヤーフック型は耳が渋滞する

イヤーフックで耳にイヤホンを引っ掛ける関係上、他に耳に引っ掛けるものがある場合、耳周りがごちゃごちゃしてしまいます。

例えば、メガネの人がマスクを付けて帽子を被ってこのイヤホンをつけると、耳周りに 4 つも身につけることになり耳の周りが渋滞します

最終的に、片側が死亡

わたしの所有していたものは、最終的に片側がウンともスンとも言わなくなりました

十分使ったあとのことですし、過放電かなにかかと思いますが、そういう事実があったという事だけお伝えしておきます。

まとめ

ケースの大きさや充電失敗が起こりがちというマイナス点はあるものの、非常にできの良い製品です。

現在は後継機種の Powerbeats Pro 2 も登場しているので、購入する際は新型をおすすめしますが、つけ心地などの点においては初代のほうがいいと評価する人もいるようです。

すでに古い製品ですが、気になったらリンク先からチェックしてみてください。

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