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【レビュー】鍼治療?指圧?剣山!?凶暴な見た目のトゲトゲマッサージマット『Shakti Mat』
イマイチなところ
ここからは、わたしがネックに感じている点について、説明しようと思います。
床面積を必要とする
この商品はマット状の商品なので、床に広げて使う必要があり、床に一定の広さを確保する必要があります。
また、リラックスして使うものなので、狭い場所で変な体勢で使う、というわけにもいかないので、しっかりとした広さが必要です。
床でやるとなるとスペースの確保はもちろんですが、床の汚れ具合なども気になってしまうので、掃除も必要になります。
裸になる必要がある
このマットによる刺激を最大限に享受するには、裸で使うのが好ましいと思います。
厳密には服を着てもできますが、着衣のままマットを使用しても、刺激があまりなく物足りないです。
なので、裸で使うのがベストだと思うのですが、裸になると当然寒いですし、周りに人がいる時はもちろん使いづらいです。
服を脱ぐ手間なども発生するので、うまく習慣化出来ていない場合、こういった小さな物理的・心理的ハードルが原因になって、使わなくなってしまう可能性があると思います。
最近わたしは、風呂上がりに、裸で、上半身に毛布をかけて使う、という技を思いつき、その様に使用しています。
ただやはり、こういう使い方をする際にも、それなりの下準備や、床の掃除などが必要になります。
寝床で使うにも、セットアップが面倒
スペースの確保の問題や、痛み対策、裸対策で、ベッドや布団上でこのマットを使いたい人もいると思います。
ただ、そういう場合でも、結局使う度に布団をどかすなどしてセットアップする必要があり、面倒です。
就寝時にこのマットを使いマットの上で寝るのは、やや不安
また、夜、寝る際に下に敷いて常にシャクティマットの上で寝る、というスタイルも考えられますが、わたしは流石に怖くてできません。
使用したままウトウトすることあるくらいなので、『痛くて眠れない』という事はないですが、寝てる間にスパイクが原因の何かしらの事故が起こりそうという不安があります。
また、スパイクに布製品が引っかかるなどして布団カバーなどの痛みにも繋がりそうな感じがあり、そういった面でも、ベッドや布団上に敷きっぱなし、という使い方は難しいと感じます。
20 分ほど何もしない時間を確保するのは結構難しい
『20 分ほど、リラックスを目的としたまとまった時間を確保する』というのは、結構難しいものです。
また、本来は、リラックスして、何もせず横になっているべきですが、『なにもしないで長時間寝転がる』というのは意外と面倒に感じるもので、何かしたくなります。
しかし、ゴロゴロ転がって体制を変えたりはできませんし、基本的に天井を見続けるような体制になるため、スマホを触る程度のことはギリギリできますが、態勢的にテレビを見たりはできません。
腕を上げてスマホやタブレットを持ち続けるのも疲れるし、しんどいです。
わたしは完全に無になって、長時間ただ寝転がる事に耐えられないことが多く、しんどい思いをしつつスマホをいじってしまうことが多いです。
床に敷きっぱなしにしにくい
こういった健康器具を活用するコツは、いつでも簡単に使えるようにしておくことです。
使うまでの労力を極力減らしておくことで、心理ハードルや物理的な障害が減り、使用頻度が上がり、ケアグッズの恩恵が受けやすくなります。
しかし、このマットは、床に敷きっぱなしにしておくには、面積を取りすぎます。
また、踏んだら痛いので、敷きっぱなしは怖いと思います。
さらに、マット自体が軽いので床に敷きっぱなしだと、軽く足が当たるだけでマットの位置がズレます。
そういった意味でも、床に敷きっぱなしにはしづらいです。

Shakti Mat の裏面。特に滑り止めなどは無いため、蹴っ飛ばすとスーっとズレていきます。
軽いが、持ち歩きやすい訳では無い
持ち歩きたいケースがどれくらいあるかは不明ですが、このマットにはスパイクがあるので、持ち歩きは簡単とは言いづらいです。
トゲがある分、ぺちゃんこにはなりませんし、トゲが他の持ち物に引っかかったり傷つける不安もあり、持ち歩こうとは思えません。
値段が高い
マット自体は、クッション素材を布の袋で包み、その布の袋にプラスチック製の針パーツが縫い付けられているだけ、という印象です。
高級感があるかと言われれば、そんなに高級感があるわけでもなく、素材だけを考えた原価は低そうにもかかわらず、販売価格は高めです。
ユニークで先進的なツールを世に出すコストを考慮したり、効果を生みつつ体を傷つけない絶妙な調整の施されたプラスチック製の針の設計にはコストが掛かっていると思われるので、なんとか許容範囲といえますが、高いと感じることは確かです。
また、『手作り』『オーガニック素材』『利益の 10 % を寄付』といったこのメーカーの拘りが販売価格を高くしている一因な気もします。
効果を感じることができるか、と、上記のポイントまで考慮した上で値段相応の価値を感じることが出来るかが、この商品を高いと感じるか低いと感じるかを分ける分岐点な気がします。