コラム |
iPad は防水じゃないよ。お風呂で使ってると〇〇が壊れるよ。

iPad Pro は防水ではありません。お風呂で使わないように!
お風呂で iPad 使いたいですよね?
でもちょっと待ってください。
わたしは iPad Pro を風呂で使っていて iPad Pro が故障したことがありますよ。
しかも 2 度も。
この記事のポイント
- iPhone は防沫・耐水・防塵性能をもつが、iPad にはそれがない
- 水がつかないようにすればいいわけではなく、湿気の多い風呂での使用は避けるべき
- 充電口付近の端子が錆びてしまい、充電不能になる
iPad に防水機能はない
iPhone には防水機能があり、割と水からのダメージに耐えてくれますが、iPad には防水機能はついていません。
わたしは、それまで iPhone に防水機能があることも iPad に防水機能がないことも、どちらについても知りませんでしたが、壊れた後に第三者から指摘されて初めて知りました。
風呂で使っていたら案の定…
そんなわたしは一時期、愛用する iPad Pro を風呂に持ち込み使っていました。
長風呂する際に、小さい iPhone を使うより、大きい iPad を持ち込んで使いたかったからです。
もちろん、『風呂場で使うものではない』という認識は持っていましたが、
「水に濡らさなければいいだろう」
と考えて使用していました。
ところがある日、見事に水没させてしまいました。
一瞬ですくい上げ、救出し、応急処置をして、数日間放置した後に、使ってみたら、一応動作したので、そのまま使用していました。
しかし、ある日突然、充電できなくなりました。
修理してくれる店を探すのが難しい
困って、修理できる店を探しましたが iPad の水没に対応できる店は少なく、探すのに苦労しました。
うろ覚えですが Apple Store では、「水没は修理ではなく交換になる=データは諦める必要がある」と言われた覚えがありますし、よくある街の iPhone 修理店などでは、ことごとく断られてしまいました。
まちの修理店などの場合、画面の問題などには対応できるのだと思いますが、水没系は駄目なようでした。
やっと見つけた修理店
やっと見つけた修理店にすがるような気持ちで足を運び、修理を依頼すると、
「やってみるが、治るかわからないし、たとえ治ってもいつまた壊れるかわからない前提」
と言われてしまいました。
とはいえ、他に選択肢がないので修理を依頼して、結果を待つことに。
修理後にわかった充電不能の理由
修理店から連絡が来て、iPad Pro を受け取りに行くと、一応治ったとのことでした。
原因は何だったのかと聞くと、『充電口の端子のサビが原因』とのことでした。

iPad Pro の USB-C の充電口。水気を帯びると端子が錆びる可能性があります。
その後、また故障させてしまう
その後、特に問題なく使用できていたため、調子に乗って再び風呂場で使うようになっていました。
『前回の故障の原因は水没であり、水没させなければ問題ない』と考えていたため です。
しかし、結局また、前回と同じ充電不能の不具合が発生。
同じ店に持っていき、同じ充電口の部分を修理してもらい、再び復活しましたが、『iPad は水にとても弱く、水没させなくても湿気程度で充電口のパーツが錆びてしまう』という学びを得ました。
まとめ
iPad はお風呂で使いたくなりますが、水の中に落とさなくても壊れる可能性があるので、どうしてもお風呂で使用したい際は防水ケースなどを利用しましょう。
壊れてしまうとデータを失うことになりかねず、修理対応できる店は少なく、治る保証もありません。
壊れた後に考えても遅いので、基本的にはお風呂で使用するのは避けることをおすすめします。