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【レビュー】Shokz のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン OpenDots ONE は睡眠用イヤホンとして使えるのか
ガジェット, ヘッドホン・イヤホン, Shokz(ショックス)

Shokz 社初のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンの OpenDots ONE
主に入眠時に音声コンテンツを聞くために、Shokz というメーカーのイヤーカフ型イヤホン OpenDots ONE を購入したのでレビューします。
この記事のポイント
この記事のポイント
- つけ心地よし
- イヤーカフ型に求められる要素は完備
- ワイヤレス充電、着脱検知、探す機能やマルチポイントなど、機能も充実
- 寝る時につけると、朝に外れているが大きな問題ではない
Shokz OpenDots ONE について
OpenDots ONE は、Shokz という主に骨伝導イヤホンを手掛けているメーカーの製品で、同社初のイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンとなっています。
同社にとっては初のイヤーカフ型製品ながら、OpenDots ONE は音質や装着感を高く評価されており、数あるイヤーカフ型イヤホンのなかでも、この製品が一番、と推す声も多い製品です。
主な特徴
主な特徴
- イヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホン
- Bluetooth 5.4
- オーディオコーデック
- SBC、AAC
- 1 回の充電で 10 時間再生
- 10 分の急速充電で 2 時間再生
- ケースと合わせて 40 時間再生
- IP54 防水
- ワイヤレス充電対応
- マルチポイント接続対応(2 台まで)
- 着脱検知
わたしが OpenDots ONE を買った理由
わたしは、日々、睡眠の質を上げるために試行錯誤しており、最近は睡眠時に耳栓を使うのが一つのブームとなっています。
耳栓をつけていると、環境音を消してくれるので、夜中に起きてしまう事が少なくなる事を実感しており、今後も続けていきたいと思っています。
ただ、わたしは寝る際に動画を見ながら寝る悪習慣があり、その習慣と耳栓の相性が最悪です。
耳栓は外せないので、耳栓をつけたまま音を聞く必要があるのですが、それを実現しようとするとスピーカーの音量をかなり上げる必要が出てきてしまい、現実的ではありません(特に夜中は)。
良い方法がないか考えていた所、耳栓をつけたまま、イヤーカフ型のイヤホンを使って、耳栓越しに音を聞く、というイヤーカフ型にしかできない方法を思いつきました。
そんな理由で OpenDots ONE を購入してみることに。
そもそもイヤーカフ型イヤホンとは?
イヤーカフ型イヤホンは、イヤホンを耳の穴に入れるのではなく、耳の軟骨部分を挟むようにして使用するイヤホンで、耳をふさがずに使える特徴がある他、装着感があまりないので、『ながら聴き』に最適なデバイスという評価を受けることの多いデバイスです。
耳をふさがないので、周りの音を取り入れつつ、BGM のように自分の聞きたい音も聞く、という使い方ができ、デバイスも小さくジャマにならないため、「1 日中耳につけている」「つけているのを忘れていた」という声もよく聞くデバイスです。

イヤーピースはスピーカー部分と、その他の部分が柔らかみのあるシリコン素材(?)のブリッジで繋がっている構成

上がスピーカー部分、下部がおそらくバッテリーなどが収納されているユニット
所持したことのあるイヤーカフ型イヤホン
ちなみにわたしは、既に手放してはいるものの、過去に ambie AM-TW01 というイヤーカフ型のイヤホンを所持していたことがあります。
わたしは、音楽ではなく主に音声コンテンツを聞くためにイヤホンを使用するのですが、ambie は音量に不足を感じ、手放しました。
手放すことにはなったものの、ambie でイヤーカフ型のメリットは理解できたので、良い製品があればまた買おうと思っていたのもあり、今回 OpenDots ONE に手を出しました。
Shokz OpenDots ONE のいいところ
つけ心地がいい
まず、つけ心地ですが、OpenDots ONE はつけ心地が非常にいいです。
挟まれてる感や、そこからくる痛みがほぼなく、装着するのも簡単です。
ambie は装着時に割としっかりと耳を挟むので、長時間つけていると少し圧迫感や痛みを感じる事があったのですが、そういった問題が起こりません。
シリコンっぽい素材でできたブリッジを使って柔らかく耳を挟むので、装着も簡単ですし、耳に変な力がかかり続けることもなく装着中の違和感はほぼありません。
音量が割と出る
ambie は音が小さくて手放してしまいましたが、OpenDots ONE は割と音がしっかり出ます。
外出時に使用していても、しっかりと音が聞こえますし、耳栓を併用しても、ボリュームを上げれば、しっかりと聞こえるほどちゃんと音が出ます。
ambie を音量不足を理由に手放したわたしとしては、この点を高く評価しています。
イヤピースに左右の区別がない
OpenDots ONE のイヤピースには右耳用、左耳用などの区別がありません。
充電ケースに入れる際や、耳に装着する際に、細かいことを気にする必要がありません。
ストレスフリーであり、とてもいいです。

イヤーピースは左右同じ形をしており、左右の区別がなく、ケースにも左右関係なく収納可能
着脱検知あり
外すと再生が一時停止され、装着すると再生が再開される装着検知機能も搭載されています。
ワイヤレス充電
このイヤホンは無線充電が可能です。
わたしは、頻繁に使用するワイヤレスイヤホンの充電には無線充電が必須だと思っており、購入の決め手の一つになりました。
探す機能あり
ワイヤレスイヤホンのイヤピースは、体積が小さい為、どこにいったかわからなくなりがちですが、この製品にはスマホからの操作でイヤピースから音を出して探すことができる機能があります。
寝る時にこのイヤホンを使うので、気づいたら外れていることが多く、探す際にはこの機能がとても役に立っています。
ケースのサイズが小さい
OpenDots ONE はケースも小さめです。
気軽にポケットやカバンに入れられるサイズになっており、扱いやすいです。

左から Powerbeats Pro 2 / OpenDots ONE / Beats Fit Pro
Shokz OpenDots ONE のイマイチなところ
プツプツ音がおかしくなる事がある
完全に途切れることはありませんが、瞬間的に左右で音がおかしくなったり、音声の遅延が発生する事があり、やや不安定だと感じます。
少し外れやすい
寝る時につけると、朝起きたときには外れています。
わたしは、OpenDots ONE をランニングなどの運動で使用した事はありませんが、運動で外れるといったレビューは見たことがないので、わたしの場合、寝ている間にイヤホンが直接布団や枕に当たって外れているのだと思います。
普通の使い方をする人は気にならないと思います。
イヤピースがやや大き目
ambie と比較すると、イヤピースにやや存在感を感じます。
多くのイヤーカフ型に見られる特徴ですが、耳の裏側に来るユニットが割と大きくなっていて、イヤピースを装着した状態で耳を下にして寝ると、少し痛いです。
操作系が使いづらい
ダブルタップ・トリプルタップ、ピンチや長押しで、指定の操作ができるのですが、正直使いづらいです。
特に再生・停止がシングルタップで行えず、ダブルタップ系の操作なのは違和感があり、使いにくさも感じます。
また、アプリで設定できる範囲も非常に限定的で、それぞれのジェスチャーに対してオン・オフくらいしか変更できず、設定を工夫すれば解決する問題でもありません。
睡眠時の用途としてどうか
わたしは寝る時に Moldex の耳栓と OpenDots ONE を組み合わせて使用しているのですが、音量を MAX にすれば、耳栓越しでも音声が問題なく聞こえます。
イヤピースにやや存在感があるので、耳が潰れる形で寝ると気になりますが、ギリギリ許容範囲です。
また、睡眠中に大体イヤホンが外れてしまいますが、前述の通り、探す機能を使って見つける事ができるので、問題になることはありません。
また、寝ている間に外れてしまう事はあるものの、眠りにつく前に外れてしまうようなこともなく、実用性としては問題ありません。
まとめ
個人的に、着脱検知、ワイヤレス充電といった、ワイヤレスイヤホンに期待する機能がしっかり搭載されていて、つけ心地よし、音量問題なし、というイヤーカフ型に期待する基本が押さえられているうえで、左右の区別なし、探す機能あり、というありがたい機能ももっているので OpenDots ONE の満足度は高いです。
ほしい機能はほとんど搭載されており、性能にも大きな問題はないため、購入した人が大きな不満を持つことはあまりない製品かと思います。
接続の不安定さや操作性については改善の余地がある気がしますし、イヤピースももう少し小さくなるといいな、とは思いますが、総合的にはとても良い製品だと思います。
この商品の評価