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レビュー |

3.5

【レビュー】YouTube を中心に高評価を受けていたビデオマイク『DEITY V-Mic D3 Pro』

By: 「Lately(レイトリー)」編集部

マイク, カメラ・撮影, ガジェット

DEITY のビデオマイク D3 Pro

DEITY のビデオマイク D3 Pro

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もくじ

以前に購入し、しばらく所有していた DEITY のマイクのレビューとなります。

少し前の製品であり、正直あまり使用頻度も高くなかったものですが、とりあえずレビューしてみようと思います。

この記事のポイント

  • DEITY V-Mic D3 Pro は音質と質感の評判がいいショットガンマイク
  • ゲイン調整や低域カット、自動電源オンオフなど機能はかなり充実
  • USB-C 端子搭載だが、USB-C to USB-C 充電や USB マイク用途には非対応
  • いま選ぶには、充電式ならではの手間や、機能や仕様の古さが気になりやすい

主な特徴

主な特徴

  • スーパーカーディオイド指向性ショットガンマイク
  • 低域カットフィルター(75 Hz / 150 Hz)搭載
  • ゲイン調整(無段階調整)搭載(+20 db まで調整可能)
  • 51 時間続くバッテリー(2 時間で充電可能)
  • カメラの電源と連動して自動で電源をオン・オフする機能を搭載
  • Rycote ショックマウント、ウインドスクリーン、ハードケースつき
  • 出力: TRRS 端子
  • 重さ: 143 g
  • 素材: アルミ
付属のハードケースに本製品を収納した所

付属のハードケースに本製品を収納した所

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マイクにはしっかりとしたハードケースが付属

マイクにはしっかりとしたハードケースが付属

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いいところ

製品に高級感がある

全体的な作りに高級感があり、頑丈なプロダクトだと感じます。

音質がわりと高く評価されている

本製品は、当時の定番マイクと言われていた RODE の VideoMic Pro や VideoMic NTG などと比較されることが多かった印象があります。

そして、それらの評判のいいマイクと比較されても、悪くない評価を受けていた記憶があります。

わたしは音質の細かい違いがわからないタイプなので、わたしからの音質評価は控えておきますが、YouTube に比較検証が行われている動画が色々あるので、その中の 1 つを置いておきます。

細かいけどありがたい機能が搭載されている

このマイク、地味に本体にゲイン調整(無段階式)やハイパスフィルター(低域カット)の設定ができるコントロールを搭載しており、かゆいところに手が届く製品となっています。

マイク本体の端にはゲイン調整ノブ(ステップレス)がついている

マイク本体の端にはゲイン調整ノブ(ステップレス)がついている

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本体のボタンは 1 つだけ。電源ボタン兼、ローカットフィルターのボタン。

本体のボタンは 1 つだけ。電源ボタン兼、ローカットフィルターのボタン。

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また、カメラと連動して電源が自動でオン・オフできる機能も搭載しているなど、地味に高機能です。

気になるところ

充電端子が USB-C だが USB-A to USB-C でしか充電できない

購入するまで気づきませんでしたが、この製品は USB-A to USB-C のケーブルでは充電できますが、USB-C to USB-C のケーブルでは充電できません

Reddit でもこの点について議論されているスレッドがあり、基本的に USB-A to USB-C ケーブルでないと充電できないのは間違いなさそうです。

Deity D3 Pro shotgun mic: charging issues? : r/Filmmakers

珍しくはない仕様ではあるものの、この問題があると、充電ミスが起こりやすかったり、外出時にケーブルを持ち歩く必要性が出てくるため、扱いづらいです。

搭載されている端子は電源用の USB-C と音声が出力される TRRS 端子の 2 つ

搭載されている端子は電源用の USB-C と音声が出力される TRRS 端子の 2 つ

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マイクの電源や充電を気にする必要がある

このマイクはバッテリーで駆動します。

という事は、撮影前にカメラとは別途マイクを充電する必要があるという事になります。

また、撮影時には、カメラだけでなくマイクの電源は入っているか、バッテリー残量が十分か、といった点にまで気を回さなければいけません

バッテリー式のマイクは数多くあり、これらは共通する問題ではありますが、電源不要で使える Sony の ECM-G1 などを使ってしまうと、使いやすさや安心感の面で使いづらいと感じてしまいます(性能面では当製品の方がいいのでしょうが)。

バッテリー残量がわからない

このマイク、バッテリーの残量を確認する方法が用意されていません

満充電や、バッテリー切れ間近の状態に関しては LED で分かるのですが、どのくらいのバッテリーが残っているか、などを知るすべがなく、不安を感じながら使うことになります

USB マイクとしては動作しない

このマイク、本体にある USB 端子は USB-C になっているのですが、USB マイクとしては動作しません

USB 端子は充電専用のようで、特に USB マイクとして動作するとも謳われていないので、期待したわたしが悪いのですが、最近まで USB マイクとして動作するものだと思い込んでいました。

USB マイクとして動作しないので USB-C の iPhone や iPad でも直結では使えないという事になります。

アダプタなどを介せば iPhone や iPad でも録音できますが、やはり少し煩わしいです。

給電しながらの使用が難しく、常設マイクとしては使いづらい

この製品を、撮影用として使いつつ、通常時にはデスクに常設して使う、という使い方をしたいケースがあると思いますが、この製品は USB バスパワーで動くわけでもなく、XLR 端子が搭載されていてファンタム電源から給電できるわけではないので、給電用の USB ケーブルと TRRS ケーブルの 2 本が必要になります。

DEITY の V-LINK という仕組みを使えば、この製品の TRRS 端子を XLR 端子化&ファンタム電源化が実現でき、XLR ケーブル一本で完結できるようですが、追加でアダプタなどの購入が必要なので、このマイク単体では常設マイクとしては使いづらい印象です。

大きくはないが小さくもない

わたしは、このマイクをジンバルに乗せた一眼と共に使おうとしたことがありましたが、マイクがジンバルと干渉してしまい使えませんでした。

無理のある用途ではありましたが、大きくもないが小さくもない、というサイズ感なので、気軽さ・手軽さはありません。

EOS R に D3 Pro を乗せた様子。存在感は出ます。

EOS R に D3 Pro を乗せた様子。存在感は出ます。

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まとめ

一時期は Rode のマイクをはじめ、この手のショットガンマイクが Vlog 界隈では主流でしたが、ワイヤレスマイクという便利な存在が現れてから、この手のマイクを見かける機会がだいぶ減った気がします。

本製品は、気の利いた機能が複数搭載されていて性能もわるくない、比較的優秀な製品だと思いますが、いま敢えて選ぶような製品ではないかもしれません。

USB マイクとしての使い方ができない点や、充電方法など、現在の主力マイク製品と比較すると物足りない点が多くあるので、入手を考えている人がいたら、ご自身の用途に合うものか、よく考えてから購入することをおすすめします。

この商品の評価

3.5割といい・悪くない惜しい所あり

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