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【レビュー】業務用と同じ測定技術を搭載する家庭用プレミアム体組成計『InBody Dial H30 体組成計』

By: 「Lately(レイトリー)」編集部

ガジェット, ヘルステック, 健康・フィットネス, IoT(スマート家電)

高精度な事で知られる InBody の家庭用体組成計 InBody Dial H30

高精度な事で知られる InBody の家庭用体組成計 InBody Dial H30

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もくじ

少し前まで Withings というメーカーの Body+ という機種のスマート体重計を使っていましたが、体重の最小単位が 200 g であったために、あたらしいスマート体組成計を探していました。

そんななか 2024 年に訪れた SPORTEC というスポーツ関係の展示会の InBody ブースで InBody が家庭用の体組成計も作っている事を知り、帰宅後にリサーチした後に購入したのが、今回紹介する InBody Dial H30 という体組成計になります。

この記事のポイント

  • InBody Dial H30 は業務用 InBody と同じ系統の測定技術を家庭用に落とし込んだ体組成計
  • 統計補正を使わない測定、100 g 単位の体重表示、8 点接触式電極が購入・継続利用の主な理由
  • Wi-Fi / Bluetooth 連携と InBody アプリの使い勝手がよく、業務用 InBody の測定結果も同じアプリで管理可能
  • 本体デザイン、ゴム足の色移り、カールコード、測定テンポ、ダイアルの存在意義には不満あり
  • 見た目や運用面の欠点はあるが、頻繁に体重変化を追う用途では満足度が高い

InBody とは

InBody は主に体成分分析装置を扱うメーカーで、その製品は高精度な事で知られています

多くのフィットネスジムやスポーツ施設、医療機関、公共施設で採用されており、専門が高かったり、測定精度が重視される現場においても高い評価を受けています

InBody Dial H30 の主な特徴

主な特徴

  • 15 秒で測定可能
  • 業務用 InBody と同等の精度で測定可能
  • 統計補正を排除した測定
  • Wi-Fi / Bluetooth で測定結果をアプリに自動転送
  • 測定方法
    • 部位別測定 / 8 点接触式電極 / 多周波数測定
  • 測定項目
    • 体重
    • 骨格筋良
    • 筋肉量
    • 体脂肪量
    • 体脂肪率
    • BMI
    • 基礎代謝量
    • 体型評価
    • 筋肉均衡
    • ウェストヒップ比
    • 内臓脂肪レベル
    • InBody 点数
  • 電源: 単 3 形乾電池 x4
  • 重量: 2.5 kg
  • サイズ: W 318 × L 361 × H 56 mm
  • 型番: H30NWi

InBody Dial H30 のいいところ

統計補正を行わない

この体組成計の特徴の 1 つに、統計補正を行わない、という点があります。

統計補正は、年齢や性別、人種、体型等のデータをもとに測定データに補正をかける事を指しします。

補正があるというのは一見よさそうに聞こえますが、『一般的な体型をもつ人達のデータ』を元に補正が行われるため、『一般的な体型』に当てはまらない人の場合や人種が違う場合などには、ズレた結果が出ることがあります

以前使っていた Withings の Body+ では年齢、性別の入力はありましたし、アスリートモード、ジャパニーズ(アジア人)モードなど、ややこしい補正用の設定がありました。

自分がどの設定に当てはまるかの判断が難しく、さらにそれらの設定を切り替えると、そのタイミングから測定データが以前とはガラッと変わったものになってしまうなど、補正に関してはややこしいという印象を持っていました。

InBody の体組成計は、補正を行わないため、こういった分かりづらい設定はなく、測定データも正確な数値が出ます。

体重の最小単位が 100 g 単位

わたしが以前使用していた体重計からこの製品に買い換えた理由の 1 つが『体重の最小単位が 100 g 単位』という点です。

以前の体重計は 200 g を最小単位としていたため、小数点以下の単位が必ず 2 の倍数で測定されていて、不思議に思っていたのですが、最小単位が 200 g だったためだとわかってモヤモヤしていました。

200 g といえば、小さいお茶のペットボトルくらいの重さになるので、体重の変動の把握が大雑把になってしまうと感じていました。

InBody Dial H30 は 100 g 単位で測れるので、体重測定の精度としてわたしは満足しています。

最小単位が 50 g の高精度な体組成計も販売されていますが、個人的には、そこまでの詳細は必要ないと思っているので 100 g 単位で測定できれば充分です。

精度がより正確に(なったはず)

この体組成計には手で握る測定用の電極ハンドルが存在しています。

Withings の Body+ も体組成計であったものの、ハンドルがないタイプでした。

正直、ハンドルがあると体組成計の見た目が不格好になりがちな上に、ハンドルを握って測定するのは面倒でもあるのですが、電気抵抗を使って測定する体組成計においては、上半身側にも電極があるタイプはより正確に出るはずなので、精度にも影響しているだろうと思っています。

アプリとの連携が可能で、アプリの出来もいい

データをアプリに同期して確認できるのは、もはや当たり前に感じますが、InBody のアプリは出来がいいと思います。

挙動も不安定さはありませんし、データの見せ方や使い勝手もよく、使っていて気持ちのいいものです。

家電系メーカーのアプリは、一般的に使いづらいことが多いイメージがありますが、このアプリはよく出来ています。

業務用 InBody の結果を取り込むことが可能

さらにアプリの話になりますが、ジムなどに設置してあるさらに精度の高い業務用の InBody の結果を取り込むことが可能です。

ジムでより高精度の InBody を使った時にも、結果を家庭用のデータと一緒に管理できるようになるので便利です。

液晶が黒地に白文字

この体組成計に搭載されている液晶は黒地に白文字のものになっています。

視認性が高く、文字もわりと大きく表示されるため、見やすいです。

液晶は黒バックに白文字。文字も大きく、視認性が高い。

液晶は黒バックに白文字。文字も大きく、視認性が高い。

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体重計は、朝一や、風呂やシャワーの後に使うことが多く、メガネをしていないタイミングで使うことになることが多く、視認性がいいことは大事だと個人的には思います。

サブスクが不要

最近の各種 IoT デバイスは、サブスクリプションを必要とするものも多くありますが、この体組成計はサブスクリプション加入の必要はありません

世の中、なんでもサブスクになってきているので、地味にうれしい点です。

気になるところ

製品デザインが微妙だと感じる

正直、製品の見た目がいいとは言えないとおもいます。

カラーバリエーションはホワイトのみで、本体は全体的に丸っこく厚みもあり、サイズもわりと大きめです。

存在感が結構あり、洗練された見た目とも言えません。

正直、見た目に関しては Withings の製品と比較するとだいぶ劣ると思います。

ゴム足からゴム汚染が発生した

わたしはこの製品を洗面所のクッションフロアの上で使用していましたが、この製品のゴム足からクッションフロアに『ゴム汚染』と呼ばれる色移りが発生しました

本体のゴム足が原因でクッションフロアに発生したゴム汚染。色移りなので擦っても取れない…。

本体のゴム足が原因でクッションフロアに発生したゴム汚染。色移りなので擦っても取れない…。

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はじめはゴム足についていたグリースの類が床についてしまっただけかと思いましたが、いくら拭いても拭き取れるようなものではなく、ゴム汚染と呼ばれる色移りであることがわかりました。

長い時間、特定の位置に置き続けたわけではなく、わりと短い時間で発生していました😱

設置場所に非可逆な汚れが発生したため、かなりショックでした。

現在は、別の床材が敷いてある場所でこの製品を使用することで、ゴム汚染を回避しています…。

測定ハンドルのコードがカールコード

この体組成計のハンドルはカールコードになっています。

わたしは、絡まってしまったり、収納時にうまく収納できなかったりすることがあるため、カールコードが嫌いです。

ハンドルはカールコードで本体とつながっている。カールコード嫌い…。

ハンドルはカールコードで本体とつながっている。カールコード嫌い…。

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現状、問題は発生していませんが、個人的には巻取り式のコードならよかったなと思います。

測定のテンポがやや悪い

個人的には測定のテンポが少し悪いと感じます。

測定の流れ

  1. 体重測定(自動的に電源がオンに)
  2. ハンドルを握る
  3. 使用者認識(選択待ち時間あり)
  4. スキャン(10 秒ほど?)
  5. データ送信
  6. 結果表示

送信が終わらないと結果が表示されないので、直ぐに結果が見たい場合にヤキモキしますし、「送信は最後でいいのでは?」と単純に思ってしまいます。

また、個人識別のステップでは、どのユーザーが乗っているのかの選択・確認画面が出ます。

毎回確定ボタンを押す必要があり、この製品を 1 人でしか使っていわたしの場合、ここはスキップできたりするといいなと感じます(※)。

※ おそらくゲストの測定なども想定してこういう仕様なのだと思いますが

ダイアル、特に使う機会なし

製品名にまで入っている『ダイアル』ですが、使う機会はほぼありません。

この製品を家族で使っていて、複数の人が使う場合は使用するのかもしれませんが、それにしても製品として、特別ダイヤルを強調する理由が正直よくわかりません。

まとめ

気になるところはありますが、大きな不満はなく、気に入って使っている製品になります。

もう少し見た目がスッキリしてくれてサイズがコンパクトになるといいなと思いますが、それらも許容範囲だと感じています。

頻繁に体重を測り、体重変化を見る人にはおすすめの製品となっています。

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