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ファーストインプレッション |

画面のないフィットネスバンド『Google Fitbit Air』ファーストインプレッション

By: 「Lately(レイトリー)」編集部

ガジェット, ヘルステック, 健康・フィットネス, Fitbit, Google(グーグル)

スクリーンレスなフィットネストラッカー『Google Fitbit Air』(カラーは Obsidian)

スクリーンレスなフィットネストラッカー『Google Fitbit Air』(カラーは Obsidian)

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もくじ

わたしは、日々の睡眠の時間・品質や、運動量を把握するためにフィットネストラッカーを利用しています。

そんなわたしが使っていた Fitbit Inspire 3 のバッテリーがへタりはじめて買い替えを検討していた時に、Fitbit ブランドからちょうど新製品である『 Google Fitbit Air 』が発表されたので、発売に合わせて購入してみました。

この記事のポイント

  • Google Fitbit Air はスクリーンレスのフィットネスバンド
  • 12 g の軽さ、目立たない見た目、USB-C ケーブル、マグネット充電、急速充電は Inspire 3 より扱いやすい
  • 画面がないため時計、残量確認、リアルタイムデータ確認、タイマー、スマホ探索、通知は従来機より不便
  • サブスクなしでも使え、価格も比較的手頃だが、最長 7 日間の電池持ちは Inspire 3 より短い
  • 現時点の評価は保留で、スクリーンレスの快適さと不便さ、バッテリー劣化後の充電頻度が判断材料

Fitbit について

Fitbit は 2021 年に Google に買収されました。

Google、スマートウォッチのFitbit買収を完了 - Impress Watch

その後、あまり大きな動きがなく、わたしの使用していた Fitbit Inspire 3 の後継機種も長らく発表されていませんでした。

買収により、フィットネスバンド製品の販売自体が廃止になったりブランドが消滅したりするのではないか、と不安に思っていましたが、今回正式に Google Fitbit ブランドから発表されたのが、このフィットネスバンド Google Fitbit Air です。

さらに、今回はアプリも Fitbit アプリから Google Health アプリと刷新され、このタイミングでこの辺りのブランディングが全体的に切り替わる様です。

グーグルのFitbitアプリは「Google Health」に生まれ変わる | WIRED.jp

主な特徴

主な特徴

  • スクリーンレス・フィットネスバンド
  • 90 分でフル充電
  • 5 分の急速充電で 1 日分の駆動時間を確保可能
  • スマートアラームあり(スヌーズっぽい機能もあり)
  • 心拍数 / 睡眠 / 血中酸素濃度 / 推定皮膚温が測定可能
  • 水深 50 m までの耐水仕様(IP68)
  • バッテリー駆動時間: 最長 7 日間
  • サイズ: 34.9 x 17 x 8.3 mm
  • 重さ: 12 g(バンド込み)
  • 型番: GW9C8
  • カラーバリエーション:
    • Obsidian
    • Lavender
    • Berry
    • Fog
紙素材のみ(?)で構成されているシンプルで小型なパッケージ

紙素材のみ(?)で構成されているシンプルで小型なパッケージ

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購入前に知っておくべきスクリーンレスのデメリット

まず、今回、フィットネストラッカーから画面がなくなったので、その点について気になる点を記載しておきます。

そもそもこの製品は『画面がない』というのが売りの製品なので、そのデメリットについては購入前に理解しておき、画面が必要な人は購入を避ける必要があります。

時間の確認ができない

まずはシンプルに時計として使うことができません。

わたしは Inspire 3 の画面はあまり使っていませんでしたが、時間を確認することはありました。

腕に電子機器を身に着けているけど時間は確認できない、という点はやや不便だと感じる人は多いのではないでしょうか?

バッテリー残量がパッとわからない

結構困るのがバッテリー残量を手軽に確認できない点です。

本製品は本体をダブルタップすることにより LED ライトを使って簡易的にバッテリー残量の確認は可能ですが、詳細な残量はアプリ経由で確認する必要があります

データの確認が完全にスマホからになる

計測データの確認は、画面がないので、当然すべてスマホで行うことになります。

「昨晩の睡眠の質はどうだったかな」と直近のデータを気軽にスマートウォッチ上で確認する、といったことができません

スマホでデータをみるのは簡単そうに聞こえますが、スマホを探し、ロックを解除し、アプリを立ち上げ、デバイスと同期してはじめてデータが見れるようになります。

そう考えると、手元でデータを確認するのに比べるとだいぶ手間です。

また、「現在の心拍数はどのくらいかな」といったリアルタイム系の情報の確認も当然できません

この製品は、Pixel Watch などと使い分ける使い方なども提案されており『画面が必要な場合は別のデバイスを併用する』という想定のようで、本製品は本当にただのセンサーのような感覚で身につけるものになっている様です。

そういうわけで、リアルタイムデータを見たい人、手元でデータを確認したい人にはスクリーンレスデバイスは向かないと思います。

タイマーやストップウォッチが使えない

わたしは Inspire 3 で、運動時にカウントダウンタイマーやストップウォッチ機能を使っていました。

しかし、本製品にはスクリーンがないため、タイマーもストップウォッチも使えません

スポーツ以外にも、短い時間仮眠を取る場合、電車で目的地につく頃に X 分後のタイミングでサイレントアラームを鳴らしたい場合、カップラーメンを作る時など、タイマーなどが使えると便利な場面は生活の中で結構あり、そういう場面でこの製品を使うことができない点は頭に入れておく必要があります。

アラームもアプリから設定する

アラーム(目覚まし)の設定は可能なのですが、これもアプリから設定する必要があります。

最適な睡眠状態の時に起こしてくれる機能や、スヌーズっぽい機能もありますが、アラーム関係はすべてアプリから設定します

毎日のアラームに関してはアプリからの設定でまったく問題ないと思いますが、ワンショットのアラームを設定したい場合などに、手元から手軽に設定できないのはやや不便に感じます。

『スマホを探す』などの機能が使えない

わたしは、Inspire 3 の時にかなり使っていたのですが、デバイスを操作することでスマホから音を出しスマホの場所を探すことができる機能は搭載されていません。

個人的に、これは結構痛いです。

アプリ通知もない

スクリーンのないこのデバイスは、当然、アプリ通知も受け取ることができません。

この点については、ものは言いようで、公式サイトなどでは「通知疲れをデトックス」だとか「余計な情報に遮られない」という表現が使われています。

わたしの場合、もともと通知機能は不要だと思っていたので個人的には通知がないのは特に問題はないのですが、バッテリー残量の警告通知などもないのであれば(未確認)、ちょっと不便かもしれないです。

実際の使用感

手にとって驚いたこと

購入したものが届いて驚いたのは、この製品、画面がないがゆえに特にいじるものがなく、新製品を買ったのにあまり大きな感動がなかったことです。

電子機器を購入した時にある『ゴチャゴチャ弄って楽しむ』という楽しみ方がほぼなく、開封して、アプリと接続して腕につけて終わりです。

ある意味、本当にセンサー機器でしかなく、弄って楽しむような要素がほぼありません。

付属のバンドについて

バンドはマジックテープのようなものになっており、ベルト穴などがないので自由に長さが調整できます

バンドは通気性はある程度ありそうですが、伸縮性はありません。

シリコン系素材ではないので痒くなったりはしなさそうですが、マジックテープが劣化しないか、ベルトが伸びてダルダルにならないかは気になります。

また、布系素材のバンドは着け続ける事で生乾きの臭いが発生することが多いです。

使っていく中で、その辺りがどうなっていくかが気になります。

付属のバンドはマジックテープ系。ベルト穴などはないので、自由に調節可能。

付属のバンドはマジックテープ系。ベルト穴などはないので、自由に調節可能。

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いいところ

目立たない見た目

Google Fitbit Air は画面がないので、もはや腕時計型でもなく、ブレスレットやバンドのような見た目になりました。

服装や場面などが変に目立ったりしてしまうことがなく、つけていることで見た目に関して違和感を生むことは少ないと感じました。

また、液晶画面がないので、傷対策や、ぶつけない配慮なども不要です。

ペブルと呼ばれる本体は、ベルトの下(裏側)に来る設計

ペブルと呼ばれる本体は、ベルトの下(裏側)に来る設計

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さらに軽くなった

Inspire 3 は 17.69 g でしたが、Google Fitbit Air は 12 g とさらに軽くなりました。

本体部分の存在感がほぼなくなったため、腕に電子機器をつけている感じもほぼないです。

ペブルと呼ばれる本体部分。小型で目立たない。

ペブルと呼ばれる本体部分。小型で目立たない。

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ペブルの裏側にはセンサーと充電用の端子がある

ペブルの裏側にはセンサーと充電用の端子がある

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充電ケーブルがマグネット式になった

Inspire 3 では USB-A to 独自端子、という充電ケーブルが付属していました。

わりと短いケーブルだったのと、本体にツメをカチッとはめる必要があるものだったので、使いづらいと感じていました。

また、接触不良っぽい挙動もあったり、充電ケーブル装着時に向きがあったりもしたので、充電ケーブルには不満がありました。

一方、今回の充電ケーブルは USB-C to 独自端子になり、独自端子側はマグネット式になりました

ケーブルも比較的長さがあるものになり、充電の際の向きも関係なくなったので全体的に使いやすくなったと思います。

充電ケーブルは USB-C になり、接続もマグネット式に

充電ケーブルは USB-C になり、接続もマグネット式に

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充電ケーブルの裏側にはボタンも(ファクトリーリセット用らしい)

充電ケーブルの裏側にはボタンも(ファクトリーリセット用らしい)

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WHOOP のようにフィットネスバンドを手首から外さなくても充電できる仕組みがあればなおよかったのですが、そういった機能が搭載されると販売価格も上がると思われるので、個人的にはこの点は妥協できます

急速充電が可能

約 5 分の充電で 1 日分の駆動時間を確保できる急速充電が搭載されています。

トラッカー系デバイスはできるだけ常にデータを計測していてほしいものなので、できるだけ充電にかかる時間は短いほうがいいのですが、長い時間外しておかなくてもある程度充電できるというのは便利だと思います。

バッテリー残量が少ないことに気づいたら、急速充電で軽く充電しておいて一旦その日を凌ぐ、といったことができそうです。

価格が比較的リーズナブル

価格は比較的リーズナブルなものになっています。

気軽に手を出すことができる価格であり、今後、セールが行われるようになればさらに手を出しやすいデバイスになると思います。

サブスク不要

サブスクの仕組みがある事でトータルでコストが結構大きくなる機器もありますが、本製品はサブスクもありますが、サブスクに入らなくても十分使える様です。

Inspire 3 の時も無課金で使っていたので、この点もよかったです。

サブスクが必要なデバイスはプレゼントしにくかったりもする(相手にサブスクを強いてしまうことになる)ので、そういう観点からも、サブスクなしでも使えるのはいいです。

気になるところ

画面がない割にバッテリーの持ちがいいわけではない

まだ使用して間もないので実際にこの問題を実感しているわけではありませんし、購入前に仕様をみて分かっていたことですが、このフィットネスバンドは画面がないものになりますが、だからといってバッテリーの持ちがいいわけではありません

Inspire 3 ではバッテリーの駆動時間はスペック上 10 日間となっていましたが、なぜかこの製品は最長 7 日間となっており、画面のある Inspire 3 よりも駆動時間が短いです。

スマートウォッチと比較すると 7 日間のバッテリーは長い方な気がしますが、画面がなくなったのに Inspire 3 より駆動時間が短くなっている点は残念です。

正直この点に関しては、購入前から少しがっかりしていました。

駆動時間が長ければ、充電の頻度が下がり、頻度が少ないと、旅行時にケーブルを持っていく必要がなくなるなど、色々とメリットが出ます。

また、バッテリーは劣化していき、駆動時間がだんだん短くなっていくものなので、実際に運用する中で、どれくらいの頻度で充電が必要になるかは気になるところです。

つけている事を忘れるレベルか、と言われれば、そこまでではない

このデバイスは軽いので、存在感が気になったり、動きが制限されることはありませんが、バンドの装着感は多少あり存在感ゼロではありません。

個人的には『まったく着けている感覚がない』『着けているのを忘れてしまう』というレベルではないと思うので、そこは注意が必要です。

電子マネー系は非搭載

Inspire 3 でも非搭載でしたが、せっかく常に見に着けているデバイスなので、Suica くらいは搭載されていれば便利なのになー、と思います。

予約時点で Fog のカラバリが売り切れに

Google の公式ストアから予約すると 5000 円ほどのキャッシュバックがあるようなキャンペーンが行われていました。

そのキャンペーンを使ってこの商品を複数購入し家族にプレゼントしようと考えていましたが購入したいカラーバリエーションの Fog が予約時点で品切れになっており、それをあきらめました。

正直、Fog に人気が集中することが予想できなかったのと、発売前に品切れにはならないと思っていたので、誤算でした。

サードパーティ製のアクセサリーの登場にも期待

バンドや充電環境まわりで、サードパーティから便利なものが出たらいいなーと薄っすら期待しています。

バンドに関しては臭くならないチタン系のものを期待していて、充電に関しては、純正アダプターをスタンド化できるようなものが出てくることを期待しています。

まとめ

スクリーンレスということで、従来のフィットネスバンドから少し使い勝手が変わった本製品。

現状でも十分便利なデバイスではあるものの、まだ評価を下すのはむずかしいです。

存在感が薄くなったのはいいものの、スクリーンレスのデメリットも多々ありそうで、電池の持ちもやや心配です。

ということで、引き続き使っていきながら、じっくり評価をしていこうと思います。

この商品の評価

3.5割といい・悪くない惜しい所あり

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更新履歴

  • 2026/05/29 - 本文を微修正: 本文に軽微な修正を加えました

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