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レビュー |

2.5

【レビュー】思ったとおりに動いてくれないポンコツ。第 3 世代の Echo Show 5 はおすすめできない。

By: 「Lately(レイトリー)」編集部

Amazon Alexa(アレクサ), Amazon(アマゾン), IoT(スマート家電), ガジェット

第三世代 Echo Show 5。スクリーンはギラギラしたグレア仕様で反射が気になる。

第三世代 Echo Show 5。スクリーンはギラギラしたグレア仕様で反射が気になる。

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もくじ

いままで使用していた Echo Spot 第 1 世代 をリプレイスする為に Echo Show 5 第 3 世代 を購入したのでレビューしようと思います。

この記事のポイント

  • Echo Show 5 第 3 世代は見た目とデスク上のサイズ感はいいが、期待外れ
  • Echo Spot 第 1 世代からの乗り換えでも動作のもっさり感やソフトウェア品質の低さが目立つ
  • 強制広告表示、不安定な挙動、使いづらいウィジェットでスマートディスプレイとしての満足度が低い

購入した経緯

これまでわたしは Echo Spot の第 1 世代を置き時計& Alexa 用途で愛用していました。

ただ、2018 年発売の古い製品であるのと、白いモデルを買ってしまっていたので(黒にしたい)買い替えたいと思っていました。

新し目の Echo デバイスに買い換えれば、ハードウェア、ソフトウェアの進化により幸せになれるのではないかと思ったのと、Echo Spot のレビュー記事を書いたら物欲が刺激されてしまい、Echo Show 5 第 3 世代に買い替えてしまいました😅

2023 年発売の製品で、そろそろ次世代モデルが出そう

ちなみに、この第 3 世代の Echo Show 5 は 2023 年発売の製品であり、現行機種とはいえ、すでにそれなりに古い製品です。

近いうちに新機種が登場してもおかしくないため、わたしも、購入を迷いましたが、中古市場で約 5,000 円だったので購入しました。

主な特徴

主な特徴

  • 5.5 インチスクリーン
  • 960 × 480 タッチディスプレイ
  • 2 メガピクセルフロントカメラ
  • Amazon Music、Spotify、Prime Video、ポッドキャスト、ラジオなどに対応
  • 在室検知が可能
  • 1.75 インチ (44 mm) フルレンジスピーカー
  • IEEE 802.11a/b/g/n/ac
  • サイズ: W147 mm xD91 mm x H82 mm
  • 重さ: 456 g
  • カラーバリエーション: グレーシャーホワイト / チャコール / クラウドブルー

いいところ

サイズ感はデスクにちょうどいい

Echo Spot から乗り換えるうえで、サイズが大きくなることを懸念していましたが、実際に使ってみると大きすぎるという事はありませんでした

また Echo Show シリーズには 8 インチや 11 インチのモデルもありますが、実物を手にして、デスクには 8 インチのこの製品が最適だと思いました。

黒のボディと本体形状がいい

厚み(奥行き)はあるものの、シンプルな形状できれいな見た目になっており、変に目立たなくていいです。

本体の質感もよく、外見の完成度は高いと思います。

奥行きがあるが、質感は良い。上部には、ミュートボタン、ボリュームコントロール、カメラカバーのスイッチがある(左から)。

奥行きがあるが、質感は良い。上部には、ミュートボタン、ボリュームコントロール、カメラカバーのスイッチがある(左から)。

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ケーブル(アダプター)がちゃんとブラックだった

下調べをしていた時に「本体は黒でも、電源ケーブルは白なのかも?」と思っていましたが、ブラックのケーブルがついていてよかったです。

ケーブルとアダプタ部分もブラック(裏面は白)

ケーブルとアダプタ部分もブラック(裏面は白)

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カメラにプライバシーカバーがある

この製品にはカメラが搭載されていますが、カメラにはプライバシー対策のカバーがついています。

カメラを物理的に覆ってしまうことができるこの仕様は、プライバシーが気になる人にはありがたい機能です。

また、少し驚いたのですが、プライバシーカバーの状態が電子的にも認識されており、ただ物理的にカメラを遮断するだけではなく、その状態が OS に反映されます。

モーション検知(在室感知)機能が使える

第 2 世代以降の Echo Show 5 では在室感知機能が使えます。

Echo Show シリーズではカメラを使って検知が行われるようで、自宅モニタリングをオンにしておく必要があるようです。

在室感知は Alexa の定型アクションのトリガーにできるので、部屋に入った時、不在になった時に、アクションを実行することができ様々な自動化アクションが組めます。

ただ、わたしの環境では意図しない動作することが多く、使い物になりませんでした。

イコライザーで音の調整が可能

高音・中音・低音の 3 つの帯域が調整できる3 バンドイコライザーが搭載されており、本体およびスマホから音の調整が可能です。

音にこだわりがある人や、デフォルトの音が気に入らない人にはありがたい機能だと思います。

気になるところ(ハードウェア)

画面がグレア仕様で反射が気になる

このデバイスの画面はグレア仕様になっていて、反射が結構気になります

Echo Spot も同じくグレア仕様でしたが、Echo Spot では気になりませんでした。

Echo Show 5 は画面のサイズが大きいからか、スクリーンの反射は結構気になります。

ノングレア仕様のフィルムを購入しようか検討中ですが追加の出費となるのがネックです。

カメラのプライバシーカバーが白い

プライバシーカバーの状態をわかりやすく示すためだと思いますが、カメラを無効化している状態にすると白いカバーがカメラを覆う形になり、黒のボディに結構目立ちます

わたしは常にカバーをした状態で使用しようと思っていましたが、白い部分があると気が散るので、プライバシーカバーの使用を断念しました

カバーの状態をわかりやすく伝える為の仕様だと思いますが、わたしにとっては余計でした。

カメラのプライバシーカラーが白く、カバーをしていると目立つ

カメラのプライバシーカラーが白く、カバーをしていると目立つ

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3.5 mm ステレオミニジャックは非搭載

この製品には、第 1 世代 Echo Spot にあった 3.5 mm ステレオミニジャックによる出力は搭載されていません

Echo Show 5 でも第 1 世代にはオーディオ出力端子が用意されていたようですが、Echo Show シリーズでは第 2 世代からなくなったようです。

Echo Show 5 第三世代の後ろ側。入出力は電源ジャックのみで 3.5 mm ステレオジャックや USB-C ポートは非搭載。

Echo Show 5 第三世代の後ろ側。入出力は電源ジャックのみで 3.5 mm ステレオジャックや USB-C ポートは非搭載。

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カメラの性能は普通(高くない)

2023 年発売のモデルなので仕方ないのかも知れませんが、カメラの性能は高いとは感じませんでした。

許容範囲ではありますが、決してきれいな画質のカメラではないです。

スピーカーの性能も期待していたほどではなかった

事前にリサーチしていた時に、わりと高い評価を受けていた印象があったスピーカーですが、確かに低音は強めに出ますし、大きな音量も出るものの、特別『音がいい』という印象は受けませんでした。

『この価格帯のスピーカーとしては合格ライン』『前のモデルよりは音質がいい』というレベルでしかないと思います。

ちなみに低音は、デスクに置いているとデスクに軽い振動が発生するほどに出ますが、ちょっと強すぎる感じがあります。

低音を含め、全体的な聞こえ方はイコライザーで調整は可能ですが、大幅な改善はむずかしいと思います。

電源が AC アダプター

電源は引き続き AC アダプターになっています。

USB にできない理由があるのでしょうか??

気になるところ(挙動やソフトウェア)

思ったより動作が『かなり』もっさり

Echo Spot 第 1 世代からの乗り換えだったので、動作がかなり改善されると期待していましたが、レスポンスが悪くがっかりしました

はっきり言ってEcho Spot 第 1 世代と然程変わらぬもっさり感があります

タッチ操作に対して遅延もあり、反応しているのかもわからないことが多く、非常に使いづらいと感じます。

ソフトウェアの出来が悪い

動作のもっさり感に関連しますが、ソフトウェアの出来もよくないと感じます。

使いやすくするために色々と設定などを触りましたが、レスポンスの悪さも手伝って、ソフトウェアの使いやすさ・完成度においてもいい印象は受けませんでした

Echo Spot 第 1 世代から数えると、製品イテレーションが何度もあったはずで、「レスポンスや全体的な使い勝手が向上しているはず」と期待していましたが、然程進化していなかった事にがっかりしました

不安定さを感じる・挙動が読めない

前述のソフトウェアの出来に関連しますが、挙動の不安定さを感じる場面が多く、理解できない挙動が多いです。

気になる挙動

  • 時計のデザインを変えても古いものが表示されることがある
  • 時計の背景の読み込みが遅れ、意図しない背景が表示されることがある
  • 省エネモード?に入る基準がわからない
  • 時計を表示している際に、不必要に暗転して切り替わる挙動があり、何がトリガーなのか不明
  • 画面の明るさを自動調整にしても明るすぎる
  • ウィジェットが 3 つ以上インストール出来てしまったり、状態がバグることがある
  • 在室検知がまともに動作しない

発売以降に OS に機能が追加され、次第に重くなっていったなどの事情もあるのかも知れませんが、反応の悪さ・挙動の不安定さが目立ち、はっきり言ってイライラします

スポンサー広告が強制的に出る

まぁまぁの頻度で Amazon の商品をおすすめされる広告が強制的に表示されます。

ただただジャマで、使い勝手を悪くしているだけであり、この広告から商品を購入する人もほとんどいない気がするので、この頻度で広告を表示するのは理解できません。

また、スキップしようとして誤タップすると、読み上げが始まる嬉しくないオマケつきです。

結構な頻度で広告が表示されるため、煩わしい

結構な頻度で広告が表示されるため、煩わしい

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時計としての使い勝手でさえ、よくない

本体のレスポンスが悪かったり、ソフトウェアの出来が悪くても、わたしのメイン用途は時計と Alexa です。

最低限の挙動さえまともに動作してくれれば問題ありません。

しかし、この製品は置き時計としての役割も完璧にはこなしてくれません

時計しか表示するものがない状態にしても、定期的に画面の暗転を伴う謎のトランジッションが発生し、画面を無駄にチカチカさせてくれます。

表示候補のコンテンツが複数あり、それを切り替えていく挙動なら理解できますが、時計だけしか表示するものがないはずなのに、画面が切り替わる無駄な挙動があり、不具合なのか、何かしらの理由がある意図した挙動なのかさえ、わかりません。

ウィジェットは使いづらく、あって無いようなもの

Echo Show はスマートディスプレイとして販売されているだけあってウィジェットの機能を持っています。

ウィジェットは 3 つまで置くことができ、有効にしたものは画面右上にアイコンとして表示され、そのアイコンをタップするとウィジェットが起動するような仕様になっています。

ここまでの説明でわかったかもしれませんが、このデバイスにおけるウィジェットは、ウィジェットとは名ばかりで、実際はショートカットです。

画面にウィジェットを常に表示しておいたり、ウィジェットを組み合わせてホーム画面を構成するようなものではないです。

Echo Show 5 は Echo Spot と比較すると画面が大きくなったのですが、その大きくなった画面を有効に使えるわけではないようでした。

『カレンダーと時計』『時計とスケジュール』『時計と ToDo』などを常時表示できればと思っていましたが、無理でした。

また、インストール時・アンインストール時に不具合(追加できない、削除できない、3 つ以上インストール出来てしまう等々)が起こることが多いです。

さらに、起動する際にも結構な待ち時間が発生するため実用性が低いです。

ウィジェットも横画面に最適化されていない

また、ウィジェットを起動したところで、ウィジェットが横長の画面に最適化されていないようで、非常に見づらいものが表示されるだけでした。

横長画面に最適化されている

今日の予定
ミュージック
よく使うつながり
よく使うスマートホーム

横長画面に最適化されていない

買い物リスト
天気
やることリスト
Amazon Photos
付箋

情報を読み取りにくく、使い道がないと感じます。

横長画面に最適化されていないウィジェットが多い上に、ウィジェット自体の反応も悪く、使いづらい

横長画面に最適化されていないウィジェットが多い上に、ウィジェット自体の反応も悪く、使いづらい

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フォトフレームとしての使用もキビしい

このデバイスにはフォトフレーム機能があり Amazon Photos の写真をスライドショー形式で表示できます。

ただ、残念ながら常時写真を表示することは出来ず 3 時間という時間制限がつきます

また、アルバム名や撮影日などの情報も強制的に表示されてしまい、その無効化もできません

設定できるのは写真が切り替わる速度と、写真の表示の仕方だけです。

また、横長のデバイスなので、縦写真の表示には向いておらず、そういった面でもデジタルフォトフレームには向かないです。

常時写真を表示したい場合は、時計のデザインとして『パーソナルフォト』を選択することで常時表示自体は実現可能ですが、当然時計がオーバーレイで表示されてしまいます

Amazon 以外のコンテンツは基本的にブラウザー経由

Amazon Music や Prime Video は流石にネイティブアプリが動きますが、YouTube をはじめとした他のサービスは Amazon の Silk ブラウザー経由でウェブ版を使うことになり、使い勝手は悪いです。

ちなみに以前は Netflix のアプリがあったようですが、現在は使えないようです。

Bluetooth スピーカーとしても微妙

これは Echo Spot にもあった挙動だと思いますが、Bluetooth 接続が確立されると「〇〇に接続しました」、無音状態が続いた後に音がなると「〇〇で再生します」といちいち音声で通知されます

コレが結構な頻度で発生するので「Macbook の外部スピーカーとして使用できたらいいな」と思っていましたが、いちいち気が散る通知をされるので微妙です。

まとめ

正直、だいぶ期待外れでした。

見た目やサイズ感は気に入っています。

しかし、置き時計として使うことすら難があり、挙動は不安定&もっさりで 2018 年発売の Echo Spot から乗り換えてもほとんど進化を感じませんでした。

カメラの画質やスピーカーの音も、期待以上とは言えず、全体的にガッカリ感が強いデバイスでした。

基本的におすすめしませんし、中古で安価に入手したわたしでさえ不満を感じているので、定価で買うのは絶対に避けたほうがいいです。

この商品の評価

2.5微妙チャレンジしたい人はチャレンジしてみては?

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